【営業利益】
営業利益=売上総利益ー販売費および一般管理費
営業利益は、通常の営業活動から得られる会社の利益を意味します。
売上総利益から控除される「販売および一般管理費」というのは、いろんな費用が入っています。たとえば、人件費、家賃、光熱費、倉庫費用、出荷のための運賃など、ほとんどの費用がここに属することになります。
販売費および一般管理費においても、原則として、当期の売上に関与した費用のみを当期の費用とします。たとえば、家賃ですが、通常一ヶ月の前払いですね。ということは、実際に支払った金額のうち、最後の一か月分は来期のものなので当期の費用には含めません。一方で、昨年最後に支払った家賃は当期の費用になります。ちょっと複雑ですか?
この前払いは、貸借対照表の流動資産として、計上されることになります。
ちなみに仕訳は
今期支払った金額
借方) 前払費用 100
貸方) 現金 100
前期に支払った金額
借方) 家賃(費用) 100
貸方) 前払費用 100
ちょっと分かりにくいでしょうか。
【経常利益】
経常利益は、通常の営業活動に関するもの(会計取引)ではないけれど、毎年、普通に発生することで、特別のものではない営業外収益・営業外費用を、営業利益から加減した利益です
たとえば、借入金に対する支払利息や預金からの利息収入などです。
経常利益は、会社の収益をもっとも正しくあらわす利益だと言われています。
【税引前当期利益】
経常利益から、当期に特別に発生した利益・費用を加減した利益です。
特別に発生した利益・費用と言うのは、たとえば、本社土地・建物を売却して発生した売却利益や売却損などです。
【当期利益】
当期利益は、税引前当期利益から法人税等を控除した利益になります。
ここで、ひとこと。
会計上の当期利益と法人税法上の当期利益は必ずしも一致しません。企業会計は、会社が継続的に存続すると言う前提で、健全で保守的な会計処理を期待します(=費用はできるだけ多く、収益はできるだけ少なく)。一方、法人税法上の利益は、法人税法等に基づいていますので、差異が発生しうるのです。
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