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利益を出すには? - 損益分岐点について

  • 2008年5月28日(水) 05:15 JST
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損益計算書にはいろんな利益があるけど?の記事で、損益計算書に出てくる利益についてみてみましたが、ここでは、売上高は製品・商品を販売すればあげられるけど、どうやって、利益は出すのかを考えてみましょう。

損益分岐点/break-even-point

損益分岐点という言葉を聞くことは多いと思います。
「 break-even point」 の頭文字を取って
BEPと書くこともあります。
売上高がある点以下になると赤字になり、それ以上になれば利益がでる点を損益分岐点といいます。
損益分岐点は、売上高と費用の額がちょうど等しくなる売上高をいいます。

この売上高を損益分岐点売上高ともいいます。

損益分岐点 = 固定費 ÷ (1-(変動費÷売上高))

で、計算できますが、ここでは、ひとまず、スルーしましょう。




損益分岐点を調べるには、費用をふたつに分ける必要があります。その費用とは、固定費と変動費です。

固定費というのは、売上高に左右されずかかってくる費用。たとえば、本社の家賃や減価償却費や正社員の方の給与などがそれにあたります。

変動費とは、売上高に応じて、増減する費用を言います。たとえば、売上原価や商品をお客様に届ける運送費などがこれにあたります。

利益=売上高 - 固定費 - 変動費


そして、限界利益というのは、一単位あたりの売上高から変動費を控除した金額をいいます。固定費は、売上げにかかわらずかかってくるので、当期の利益を考えるときには無視しましょう。当期の利益を一番大きくするために、<売上高-変動費>、つまり限界利益をもっとも大きくするような組み合わせが、当期の費用を極大化、もっとも大きくする活動になります。

もうすこし、具体的に書きましょう。

東京の会社が一個1000円の製品を売ります。売上原価は500円です。変動費は、運賃だけと仮定しましょう。
都内の会社への販売にかかる運賃は、200円、北海道の会社への販売にかかる運賃は、500円、米国への販売にかかる運賃は、800円とします。

この場合の限界利益は

東京  : 1000-500-200= 300
北海道 : 1000-500-500= 0
米国  : 1000-500-800 = -300

となります。

短期的に捉えた場合、東京への販売を増加させ、米国への販売は行わない。北海道は、利益も出ないし、赤字にもならないから、どちらでもよい。

これが損益分岐点からみた利益の出し方です。


一方で、忘れ去られた固定費ですが、固定費は、複数年にわたって会社の費用になるわけですから、最初に投資するか否かを決定するときに別の分析が必要になってきますね。



(参考)

損益分岐点 = 固定費 ÷ (1-(変動費÷売上高))

損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 純売上高

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