インフォメーションシステムの活用
システムを入れる、ERPを入れるというと、スタッフから拒絶反応を示されるとが少なくないのですが、これは、導入しようとしているシステムやERPのことがよく説明され、よく理解されていないためです。
もっとも、SAPのような大きなシステムになると、現場のスタッフの業務改善と言うより、社長特命によるプロジェクトであったり、本社主導のプロジェクト であったりして、現場スタッフが十分にそのプロジェクトの導入に関与しないと、せっかくの巨額の投資をしても大失敗ということは少なくはありません。
実は、数年前に、ビックサイトのERP関連の展示会で、SAPのブースを開いていた某システムコンサルタント会社の方によると、
「SAPほど多くの企業が導入しようとして、SAPほど失敗例の多いシステムはないですね」
だそうです。
システム導入の失敗は、ユーザーサイドに問題がある場合と、システムコンサルタントに問題がある場合があります。
したがって、特に大掛かりなシステム構築の場合は、導入するための会社内の意思の徹底と、名ばかりではなく、実質的にきちんと動いてくれるシステムコンサルタント会社を探すことが大切になります。
中小企業の場合、本社からの押し付けがない限り、億単位のお金のかかるSAPやSAPクラスのERPを導入することはないと思いますので、従業員数が100人から数百名の規模の会社にとってどんなソフトウエアが良いのかをご紹介します。
従業員数、二桁の会社であれば、弥生会計が候補になります。
弥生会計は、日本産まれの日本育ちのもっともコストパフォーマンスのよい会計パッケージになります。
スタンドアロンでの導入であれば、初期設定も限定的なものになりますから、少し経理を行った方であれば難しくありません。
もっとも、今後の経理処理の基本となりますから、少しお金はかかりますが、初期設定に際しては、プロフェッショナルのサポートを受けることをお薦めします。
また、このスタンドアロンですと、複数の人が同時アクセスできません。
業務効率から、複数の人の同時アクセスを行いたい場合は、ネットワークバージョンの導入になります。
こちらの場合は、S&Lサーバーを使いますので、システムコンサルタントのサポートを受けるのをお薦めします。
参考までに、サポート無しの価格はスタンドアロンが、42,000円からネットワークバージョンが、3ライセンス、651,000円弥生からは、販売や顧客管理のパッケージも販売されており、弥生会計とリンクさせて、利用することができます。
最近流行の、オープンソースでは、SQL Ledgerがあります。
オープンソースなので、英語版のパッケージは無料ですが、米国でも、マニュアルは無料ではありません。
そして、最近、日本の会計用にローカライズされたパッケージも出ています。
SQLLedgerは、SAPのようなERPをイメージされて作られていますので、たとえば、ロジスティックのモジュールのデータはそのままアカウンティングのデータになり、二重入力は不要になっています。
価格としては、弥生のネットワークバージョン並みか、使い方によっては、弥生シリーズを導入するより低価格で導入・利用することも可能です。
これらのパッケージよりぐっと高くなりますが、SAP ビジネス ワンがあります。
スモールカンパニーでもSAPを使えるようにしたERPとでも言いましょうか、最近は、SAPというブランドネームのせいか、導入する会社が増えています。
これらシステムについては、メニューのお問い合わせより、メールにてお問い合わせください。
最終更新日: 2008年8月21日(木) 07:10 KST|159 閲覧件数